9月9日はなんの日?
- 柴田 玲子
- 2022年9月9日
- 読了時間: 3分
今日は、「重陽の節句」。
陰暦の九月を「菊月」といい「菊の節句」としておめでたい日と考えられていました。

節句と聞くと、桃の節句とか、端午の節句なんかが聞きなれているところだと思うのですが
今日はその節句の中での、9月9日「重陽の節句」になります。
旧暦では、菊の花が咲く季節であることから、菊の節句とも言います。。
陰陽の思想では、奇数は陽の数字で、偶数は陰の数字となります。
奇数の中でも「9」は一番大きい数字になるので9と9が重なる今日は、陽のエネルギーが強い日といえます。
日本では、9と言うと、イメージで感じ方があまり良くない印象があるので、あまり目立つように扱われていないのかなとも感じるところです。
ですが、数秘術の世界では、9は完結、完了、調和、知恵、手放しなどの意味が暗号化されていて、知恵の象徴でもあります。あらゆるものを統合する、また、リセットするエネルギーを持っていることから、「偉大なる賢者!」の数字でもあります。
奇数は男性性(行動力)、偶数は女性性(感じる力)、の気質を持っています。
自分がどちらの気質が強いかによって、行動のとり方は変わってくるのかなと思いますが、
9月9日は、総まとめ的な意味合いを持つ中で、終わり、完成、手放しの要素を持ちますから、行動的になるエネルギーをプラス面に考えたら、やる気がわいてくることから、計画を立てる、実行する、などの行動に原動力が加わつて、更にエネルギッシュになる日になります。動きたくてうずうずして来るならこのエネルギーを力に行動を起こすのは波に乗れていけそうです。
この強いエネルギーの反動で感情的になってイライラすることもあるので、せっかちになってきていたら、ボーっとしたりして深呼吸。。冷静になることも必要ですね。
もしも、自分は、女性性が強いな。。と感じていたらならば無理に行動につなげようとせずに、この時に陽の力を補充して、男性性の力によってバランスをとるイメージで、陽の力を感じて、味方につけて意識しながら行動を起こすことがプラスに変換できます。今の幸せを感じることも大切ですから。
女性性が強い方は、この強いエネルギーによって、行き過ぎることはないのでこの力をうまく使いましょう。
性、によって行動の取り方が変わってきます。
食べ物をひとつあげるとするなら「菊」を食べるとよいといいます。無理に食べなくてもいいので、活用するといいですね。
菊には、浄化作用があって、延命長寿の薬草でもあり、霊性の高い植物でもあるといわれています。香りも高貴なことから、邪気を払うと信じられているようです。菊は仏花のイメージがありますが、色や種類で異なりますが、実は長寿を願う高貴なお花なんですね。(仏)のイメージを明るいものとしてとらえるなら、納得いくなぁと、個人的には感じることができます。
今日は菊の花を飾ってみたり、お風呂にいれてみるのもいいかもですね。
9月8日、9日が誕生日になる人は誕生花が(菊)ですよ。ちなみに、わたしは8日、きのうがたんじょうびでした。(笑)
菊の花で運気アップなんてのも身近で最初の一歩の行動につながるかもしれません。

この菊の名前は、アナスタシアです。我が家に飾りました。
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